楽天アフィリエイトは現在、原則として全ての成果報酬が楽天ポイントで支払われていますが、それが「楽天キャッシュ」というものを利用した支払い制度に変わるそうです。
楽天キャッシュで成果報酬を受け取るためにイーバンク口座を楽天に登録しないといけないので、開設が義務となるわけです。流れや気になるポイントを調べたのでまとめました。
楽天キャッシュで成果報酬をもらうために必要な作業、時間、費用
1.まずはイーバンクで「楽天リンク登録」をする必要があります。これによって、イーバンクの口座と楽天のIDが結びつくことになります。
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楽天リンク登録もしくは、口座開設手続き(イーバンク)
※楽天リンク登録には2~3日かかります。しかもイーバンクのログインIDやパスワードがわからない場合はさらに調べる時間が必要なのでできるだけ早く済ませてください。新規開設は2~3週間かかります。
2.登録は2009年12月31日までに全て済ませる必要があります。この時点でイーバンク口座の登録ができていないと3,000ポイント以上の成果は消滅(繰越なし)します。
3.楽天キャッシュで受け取ったのち、換金するには所定の手数料を支払うことになります。現在5%の手数料が10%(&手数料の5%が消費税として徴収)になりますので、1万円相当のキャッシュを換金する場合、1,050円の手数料がかかり、手元には8,950円の現金が残ることになります。
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換金の手数料、上限などについてはこちら(楽天)
4.換金した現金はイーバンクの口座に残るのですが、ATMで引き出す場合は、さらにATM利用手数料がかかります。
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ATM手数料について(イーバンク)-出金は手数料262円
楽天キャッシュに変更になるメリット
●1回のショッピングにつき利用は10万円相当が上限(ポイントは3万円上限だった)
●月々の利用上限100万円相当が上限(ポイントは10万円上限だった)
●換金ができるようになった(ポイントは換金不可)
●人にあげられるようになった(ポイントは贈与不可)
このように色々な変更が今回起こってくるわけです。
これはきちんと1ページで全部わかりやすく説明して欲しいなぁと思いました。
しかも、この楽天アフィリエイトの成果報酬制度の変更にあたって、楽天キャッシュの換金手数料やイーバンクのATM利用手数料が改定され増えているのをみて、取れるところから取っていくぞという楽天の思惑が感じ取れるので、調べていてすごく疲れました。
その他の注意点
●楽天キャッシュの振込みなどでトラブルになってもイーバンクは関与しない
●楽天キャッシュは補償されるものではない(預金とは違う)
など、基本的にイーバンクはノータッチという姿勢です。
トラブルになっても、イーバンクは守ってくれないので、監視機能など働かないようですね。
楽天とイーバンクがグループ会社なので当然だとは思いますが、通す部分が増えるだけにトラブルも増えるだろうと予測されます。成果報酬などがきちんと毎月入っているかどうかの確認など、自己責任となる部分も増加するので、非常に手間が増えるなぁというのが印象です。
複数アカウントを利用して分散させていた方は要注意ですよ。
IDごとにイーバンク口座の登録を忘れずにするようにしてくださいね。
関連リンク
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楽天アフィリエイト支払い方法変更のお知らせ
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楽天キャッシュルール